貫華齋

西遊記・金聖歎・中国古典小説

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中国語教育強化講座報告書

昨年9月に北京語言大学で参加した中国語教員対象の研修「中国語教育強化講座」の報告書が『東北大学高度教養教育・学生支援機構紀要』第2号に掲載されました。

タイトルは「日本における大学中国語教育の充実を目指して-教育関係共同利用拠点プログラム「中国語教育強化講座」の取り組みー」です。

紀要のpdfは以下のURLからダウンロードできます。
http://www.ihe.tohoku.ac.jp/cahe/wp-content/uploads/2011/06/3d93edb166b81a9b4e343becb9a37d92.pdf

報告書作成においては、資料になっているアンケートに協力したのと、少しだけ構成についての意見(感想?)を言ったぐらいなのですが、一応名前を入れていただいております。ありがたいことです。

「中国語教育強化講座」は今年も行われます。そのうち参加してみたいとお考えの方は、報告書で概要を把握してみるのも良いのではないでしょうか。

2015年を振り返る【研究・教育編】

こちらはいつもの「振り返る」シリーズです。

 今年は研究よりも、教育の年でした。

 研究方面は、論文が一本、発表が一回。論文タイトルは以下の通りです。

西遊記翻訳史における伊藤貴麿の位置( 『国際文化研究』第21号、2015.03.31 )

 本来皆様に抜刷をお送りして、ご指正賜りたいところなのですが、郵便事故か何かで抜刷が届きませんでした。リポジトリに pdf が掲載されておりますので、お読みいただければ幸いです。

http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/handle/10097/60535

 来年は1月に締切が有り、以降の研究計画も立ててありますので、頑張りたいです。

ぼくらの西遊記」も止まってしまっているので(スミマセン)、なんとかしないと...。

 教育面では、9月に北京語言大学に「中国語教授法」の研修に行かせていただいたのが、やはり大きい出来事でした。研修の内容が勉強になっただけではなく、台湾で中国語を習得した者としては、北方の中国語を、街中でたくさん聞けたことも収穫でした(とは言っても研修(授業)中は語言大の先生が講義をされたので、極めて聞きやすい中国語だったのですが)。

 この研修については、来年中に代表者の先生がまとめてくださる報告書が出るのではないかと思います。

※ 2016.09.07追記:報告書出ました。詳しくは こちらの記事(中国語教育強化講座報告書) をごらんください。

 また、今年度は約半数の授業で教科書を新しいものに変えました。教科書が変わると勉強になるんですよね。大変ではありますが...。そういう意味でも、今年は教育面で頑張った年でした。

 来年は研究面も頑張ります。

 来年もよろしくお願いいたします。

※ 2016.09.07 リンク訂正。あと、体裁を少し整えました。

2015年を振り返る【読書編】

今年もあまり更新できなかった当ブログですが、年末ということで、今年を振り返ってみたいと思います。
で、まず今日は【読書編】。新企画(笑)です。

大学時代の友人のブログによると「年間百冊読書する会」というのがあり、とにかく百冊読めば会員を自称できるのだそうです。そこで、6月から読書記録を付けてみたところ、今年は比較的本を読んでいて、読了した本が7ヶ月で70冊でした。会員を自称できるか否か(5月末までに百冊になるか否か)はまだわかりませんが、折角なので、今年読んだ本の中で良かったと思うものを、メモしておきたいと思います。

なお、私はお金も無く、本の置き場所も無いので、基本的に読む本は文庫か新書、それも電子書籍になっているものが多いです。ですから話題になった『火花』も『教団X』もまだ読めておらず、「今さら?」という本が多いかもしれない(自分では判りませんが)ことを予めお断りしておきます。

まずは、好きな作家の作品の中で、ベスト、もしくはそれに近い作品に、今年出会えたと思えたのが次の2つです。どちらもそれぞれの持ち味がよく出ていると思います。


登場人物がすっかり気に入ったのが、次の2作品。まったくタイプの異なる二人ですが、肉子ちゃんと、リトル・アリョーヒンはどちらも愛すべきキャラクターだと思います。


上手いなと思ったのが次の2作品。前者は叙述トリックに見事引っかかり、二度読みしました。後者は描写が上手く、上海は良く知りませんが、北京と台湾については、街や人の感じがよく出ているように思います。タイトルもいいですね。中国語では「お気を付けて」というのを“慢走”とか“慢慢走”とか言います。“慢”は「ゆっくり」、“走”は「歩く」ですので、直訳すると「のろのろ歩け」となるわけです。確か、後者は北京研修でご一緒した、ある先生が紹介してくださった本だったと思います。


論説部門ではこれでしょうか。タイトルに偽りなしの「超明解」。「大江健三郎や中上健次って、なんであんなに評価が高いの?」と思う人は是非。

コミック部門では、以前挙げたもの『聲の形』『四月は君の嘘』 )も勿論良いのですが、それらは私の中では去年読んだ本というイメージなので、今年だとこれかな。

やっぱりコミックには「読み始めたら止まらない」感が欲しいんですよね。これは絵柄があまり好みではなくて(そういえば『進撃の巨人』も読み始めるのは遅かったです)ずっと読んでいなかったのですが、共同研究をしているある先生にご紹介いただいて試しに読んでみたら、一気に既刊分を全て読んでしまったという、まさに読み始めたら止まらない作品。

他にも色々面白いものが有ったように思いますが、ひとまずここまで。

※ 2016.09.07 Amazonリンク訂正。内容も少し追加。

清境地区

3月30・31日は南投県内の清境地区へ行って来ました。
妻の母方の親戚3~4家族、総勢18名での一泊旅行です。
清境地区は南投県内ですが、南投市からは車で約2時間。霧社からさらに少し入った山の中にあります。初日はひとまずそこまで行き、二日目に遊ぶというプランです。
泊まったのは清境佛羅倫斯(フローレンス)渡假山莊の君士坦丁堡という建物の、ロココ古典メゾネットスイートという部屋。豪華。
http://www.florance.com.tw/room/ins.php?index_m_id=&index_id=23
チェックインしてしばらく休憩し、落ち着いたら夕食に。
夕食は山荘の近くの原住民料理の店、伊拿谷甕缸雞。
http://www.inako.tw/
全体的に美味しかったのですが、水瓶で鶏を丸焼きにした、看板料理の手扒雞が特にうまかったです。
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手扒雞というのは、写真のように丸焼きを手で裂いて食べる料理です。久しぶりに食べました。
二日目は、朝食を食べて、山荘内ででしばらく遊んでから出発。まずは山の上のほうへ。
武嶺は標高3275m。なかなかの絶景です。ところが、この見晴らし台の近くにバス停があってビックリ。花蓮方面へ山を越えて抜けるルートのバスだそうです。ここで降りて、最終を逃したら辛いことになりそう。
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昼食は少し下って標高2044mにある雲南料理の店、魯媽媽。
http://www.lumama.tw/restaurant/
全体的にちょっと辛めではあるものの、おいしい料理もありました。辛いもの好きな方ならいいかも。
驚いたのがこれ。どう見ても虫ですな。実際虫ですし。
lumama.jpg
揚げてあって、食感はエビとそれほどかわりませんが(妻の従弟はまだ小さい自分の娘に「フライドポテトだ」と言って食べさせていました。いいのか?)、最初はちょっと勇気が必要です。むにゅっとした料理じゃなく、さくっとした食感でよかった。
食事をとってゆっくり休んだ後、いよいよメインの清境農場へ。
http://www.cingjing.gov.tw/ins.php
羊と戯れたり、山の景色を楽しんだり、モンゴル馬術を鑑賞したりして過ごしました。
子供たち楽しそう。
南投市に帰る途中で、夕食。
「雨傘店」という簡易なつくりの店で。なぜこんな名前かと尋ねると、「日によって開いたり開かなかったりだから」とのこと。なるほど。
店名の由来が適当な割には、味は確かで「The台湾小菜」という感じでした。
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南投生活

妻の実家への里帰りで、2015年3月25日から4月4日まで、台湾に行って来ました。

妻の実家(義母の家)は、義母の仕事の関係で台北にありましたが、退職して既に何年も経ったこともあり、義母の実家がある南投市に引っ越しました。そんな訳で今回の帰省はいつもの台北ではなく、南投へ行くことになりました。

桃園空港から台北は、だいたい車で30~40分といったところですが、南投はそういうわけにはいきません。今回は以下のルートで移動。

1.空港→桃園 車(タクシー)で20分ぐらい
2.桃園→台中 高速鉄道(新幹線)で40分ぐらい
3.台中→南投 車(妻の従弟が迎えに来てくれた)で40分ぐらい

南投市は南投県の西側にあたり、台中からだと高速3号線に沿って南南東に下る感じになります。草屯を経由してさらに南下したあたりです。3号線は途中で6号線と分岐しますが、6号線を行けば埔里方面になります。

南投県の旅(日本語)http://travel.nantou.gov.tw/jp/indexjp.htm

南投市公所(中国語)http://www.ntc.gov.tw/

南投市の妻実家のあたりは、建物の多くが平屋か2~3階建てぐらいの、まあ、はっきりいうと田舎なのですが、近所にコンビニはありますし、

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じやなかった(「便利商店」と書いてあるので間違いでもないですが、上には「超市」(スーパー)って書いてありますね)、コンビニもありますし、

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スーパーも(大規模店ではないですが)、あります。

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さらにはホームセンターも。

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今回は引っ越し直後ということもあり、ここにはよくお世話になりました。
台湾の他の地域同様、安価な外食(小菜)にも困らないので、ただただのんびり生活するには悪くありません。

問題は交通でしょうか。タクシーが拾いにくいので、あちこち行きたい人は車かバイクが無いと不便なようです。そのせいか、比較的狭い道に面した義母の家でも通勤の時間帯にはかなり車やバイクの音がします。

逆に車かバイクであれば、カルフールや燦坤(家電量販店)もそれほど遠くないらしく(今回は行っていない)、他の街に出ようとしなければ、それほど不便は感じないかと思います。

また、実は近所に南投市図書館があり、蔵書量はそれほどでもなさそうなのですが、私が今研究しているような、普通の児童書などは却ってこういうところに面白いものがあったりするもので、今回、この図書館でも、6種9冊の『西遊記』を閲覧し、ちょっと面白い本も見つけることができました(そのうち書けたら書きます)。

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ちなみに図書館の隣は廟で、地元のお年寄りの憩いの場になっています。

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あとは書店があれば、という感じです。近所の某書局へ行ったのですが、「書局」は「書店」と違って(「書局」には出版社の意味の時もあり、その場合は書店も兼ねていることがありますが)、どちらかというと「学用品店」という意味らしく、学習ドリルが置いてあるぐらいで、普通の本はありませんでした。お店のおばちゃんに尋ねたところ「カルフールの所に書店があるけど、それぐらいかねえ」とのこと。次回は行ってみたいと思います。

今回はとりあえず博客来(ネット)で注文。「在庫あり」以外のものは結構時間がかかるらしく、受け取りは帰国後になってしまいました。義母に受け取ってもらっておいて、次回持って帰ります。次からは先に注文しておくことにしよう。

と、いうわけで、新たな地での滞在は、それほどの不便もなく、ゆっくりと過ごすことができました。

ただ、帰国前に台北で2泊したのですが、台北に来ると「やっぱ台北楽しいわ~!」ってことになってしまうのは、致し方ないところなのでしょうか(笑)。

追記
2017.04.09:体裁、リンク先などの修正。

最近読んだ本

 有川浩の 『 キャロリング 』 を読みました。面白かった! 私の中の有川浩作品ランキング ( 5、6冊しか読んでいませんが ) では、これまでベストだった 『 県庁おもてなし課 』 を越えたのではないかと。シラフの時にもう一度読んでみたいです。

 実は最近 「 当たり 」 が多いような気がします。先日読んだピエール ルメートル 『 その女アレックス 』 にも驚かされましたし、映画 『 KANO 』 も、完成度という点では...でしたが、かなり泣けました。

 漫画でも、大今良時 『 聲の形 』 とか新川直司 『 四月は君の嘘 』 等は、最近ようやく読んだのですが、どちらも良かったです。


 もしかすると、年をとってきて涙腺とかいろんなところが緩んだせいで、以前より評価が甘くなってきているのかもしれませんが、それはそれで幸せ。

※ 2016.09.06 Amazonリンク訂正。

2014年を振り返る

昨年末に2013年を振り返った時には、「来年は文章にする機会を増やしていければと思います」と書きました。
2013年に口頭発表した3つのネタのうち、1つは2013年中に論文として提出し、1つは今年もう一度内容を整理して口頭発表しなおした( 第63回東北中国学会 )後、論文にして提出しましたが、最後の1つは口頭発表をしなおして内容を深化させることはできましたが( 第12回比較文学研究会第11回中国古小説研究会 )、論文にするのは来年に持ち越しとなりましたので、2勝1敗といったところでしょうか(笑)。
ただし、2013年に書いた論文も、2014年に書いた論文も、まだ刊行されていませんので(査読は通って掲載予定にはなっています)、2015年は「刊行の年」になればいいなあと思う次第です。この他、2015年には翻訳書1つ(共訳)と、百科事典1つ(1項目のみ担当)が出版予定になっています。無事、刊行されたあかつきには、何卒ご指正の程お願いいたします。
今年は論文が、なかなか刊行できなかったこともあり、ネットでの発信を、例年よりやや積極的に行ったつもりです。
・ 「 貫華庵 」のリニューアル
・ 「 子どものための西遊記 」の更新(継続) 
・ 「 僕らの西遊記 」のスタート
など。
2015年は、持ち越したネタをなんとか論文にすること、頭の中にある新ネタを発表できる形にすること、これまでに発表したネタと今後のネタを全体的にまとめる構想を立てることを、自分のノルマにしたいと思います。
と、そんなこんなで、来年も何卒よろしくお願いいたします。皆様よいお年をお迎えください。

広島遊記

年末の12月27-28日、大学時代に住んでいた広島に行ってきました。目的は、自分が四半世紀前に所属していた広島大学吹奏楽団の定期演奏会を聴くことと、同世代のOBが集まる同窓会に参加することです。
すでに実家に帰っているので、近鉄で名古屋に出て、新幹線で一路西へ。
広島駅に着いたら、ひとまず昼食。大学時代練習後によく食べていた東雲のお店に向かいます。大学1・2年時はこの近くに住んでいたので、聞き覚えのあるバス停で降りたのですが、あたりの様子がすっかり変わっていたのと、自分の記憶が曖昧すぎて、店の方向がまったく判りません。そこで勘を頼りに適当に歩いてみたところ、運が良かったのか、勘が冴えていたのか、あんがいすんなりと到着。
お店では、当時もよく食べていた「チキンカツランチのカレーがけ」をいただきました。記憶していたのとまったく同じ味で、しみじみ美味しかったです。
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店で2つ上の先輩と、同級生2人に遭遇。3人もやはり演奏会を聴きに行く方々です。車でいらっしゃっていたので演奏会の会場まで同乗させていただきました。
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演奏は良くまとまった感じの演奏で、企画もかなり練られてましたね。ダンスも合唱もやるってすごいなあ。
夕方からは同窓会。これも大学時代御用達だった居酒屋。みんな多少年齢を重ねてはいましたが、一目見ればすぐに誰が誰かわかり、友人関係や先輩・後輩の関係も、すぐに当時の感じになってしまうのが、楽しかったです。何か一つ思い出される度に一つ笑いが起こる、いい同窓会でした。
翌日は、折角なので午前中は広島こども図書館で調査を行いました。ここでは一昨年に一度調査していますが、当時は無かった視点でもう一度本を見てみる必要があったので、この機会にもう一度寄ったのです。こういうことがあるので、やはり可能ならば本は手元に置いておきたいですね。
図書館から電車通に出る途中に広島市民球場跡地があります。学生時代は時々、広島・阪神戦を見に来ては、阪神側のスタンドから観戦していました。それも吹奏楽団の連中と一緒だったと思います。そんなことも思い出しました。
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実家へ帰る前の昼食は、お好み焼き。今は全国どこでも食べられますが、やはり広島風は広島で食べたい。
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締めも決まって、満足な旅でした。

第11回中国古小説研究会

12月20日に早稲田大学で行われた、第11回中国古小説研究会で、「「河童の沙悟浄」から見た近現代日本における西遊記受容―児童書西遊記と音声・映像メディア―」という題目で研究発表をしてきました。河童の沙悟浄シリーズ第4弾です。
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これまでにお話しした内容に加え、具体的に書名を挙げた資料も提示したせいか、具体的で根本にかかわるようなご指摘もいただいたのが、大きな収穫でした。
帰りは打ち上げに参加し大いに酔っ払って、同じくこの会で発表をされた師匠のO先生と一緒に仙台に帰りました。

Kindleアーカイブ

犬大将さんのブログで知ったのですが、近代デジタルライブラリーの本がkindle本として販売されることに。
・ Kindleアーカイブ

国立国会図書館(NDL)が所蔵し近代デジタルライブラリー上で公開しているパブリックドメインの古書をKindle版として販売。NDL所蔵古書ならではの貴重かつ入手困難、文化的な価値の高い歴史的書物を、Kindle本ならではの機能や読みやすさでお楽しみください。

だそうです。こりゃすごいね。
まあ、元々タダで見られる本なのですが、近代デジタルライブラリーからダウンロードしてまとめるのって、結構面倒なんですよね。
今のところ、西遊記関係はまだなさそうですが(2014年10月30日現在)、今後に期待です。
他の電子書籍出版社さんも是非!

ほしいもの

電子ペーパーの Android タブレット。
本当は目に優しいという訳ではないとも言われていますが、軽くて電池が長持ちで、その上見やすいなら、それだけでも魅力です。電子ペーパー端末。
購入するならKindle Paperwhiteあたりが標準なのでしょうけど、私が電子書籍を多く持っているのは、 紀伊國屋ebook japan 。kindleも少しはありますけど。
紀伊國屋だけなら SONYの Reader (PRS-T3S)という手もありますが、ebook japan の本は読めないし、SONY が Reader から撤退するという話 もあります。
ですので、一番いいのは、Google Play標準対応で、アプリさえ入れればどの会社の電子書籍も読める Android タブレットなのです(電子ペーパーのiPadでもいいけど、出さないでしょ)。
探してみると、“Onyx BOOX T68 LYNX”とか“Onyx BOOX M96”とかが一応あるみたいですが、輸入品のみのようで、性能的にもイマイチっぽい。
SONY さん、Reader から撤退してもいいですから、代わりに電子ペーパーの Android タブレット(Google Play標準対応)出しません?

新ブログ

新ブログ「僕らの西遊記 - 近現代の日本人が読んだ西遊記」を始めました。
とりあえず、今週はご挨拶。以降、できるだけ週に一回ずつぐらい更新できればと思います。
http://saiyuki.blog.so-net.ne.jp/
うーん、続くかなあ。

貫華庵ブログ版

貫華庵のコンテンツを作るのに、so-netブログを利用するという試みをやってみました。
最近、自分の履歴やら業績やらをまとめる必要があったので、ついでに作者紹介の内容を更新し、ブログ版の方へ。
・ 学歴
・ 研究業績
・ 教育履歴
トップページからのリンクも、以前のページではなく、こちらに張っております。

関西出張

京都文教短期大学で行われた第5回「海域交流と中国古典小説」研究会に参加するために、9月6・7日に関西方面に行ってきました。
少人数ながら(だからこそ?)いつも盛り上がるこの研究会、今回も楽しく討論できました。緊張感の中で死闘を繰り広げるような学会も良いのですが(端で見ている分には、笑)、この研究会のように素直に疑問を投げかけ合ったり、知恵を出し合う感じになる会はやはり貴重です。打ち上げもそのノリのまま盛り上がりました。
7日は大阪府立中央図書館で調査。3年ぶり2回目です。やはり国際児童文学館(府立図書館に併設)の蔵書には良いものがたくさんあります。しかし、見たい本が多すぎて流石に時間が足りず、半分ぐらいでタイムアップとなってしまいました。もう2回ぐらいは行かなければなりません。
翌日(8日)は「子どものための西遊記」へのデータ入力で一日潰れました。まあ、それぐらい調査が充実していたということですね。
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トップページ更新

このブログの本体にあたるサイト、貫華庵のトップページを更新しました。
何年ぶりだろう。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/haoyi/guanhua/
ちなみにトップページが変わっただけで、クリックして各コンテンツに入ると、古色蒼然としたページがでてきます(苦)。
こちらにも手を入れないといけませんね。
ちなみに、更新前はこんなデザインでした。
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第12回比較文学研究会

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7月26日に仙台市戦災復興記念館で行われた、比較文学会東北支部が主催する第12回比較文学研究会で、「日本の児童書西遊記における「河童」としての沙悟浄」という題目で研究発表をしてきました。
昨年台湾や帯広でお話しした、
 ・ 児童書西遊記では、沙悟浄をカッパとする率は意外と高くない
 ・ 1980年代以降はそのカッパ率が急上昇する
という内容の背景となる、大衆文化の中の西遊記受容についてお話してきました。

第63回東北中国学会

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5月24・25日に福島大学と穴原温泉吉川屋で行われた第63回東北中国学会で、 「伊藤貴麿の西遊記と日本における西遊記の受容」というタイトルで発表をしてきました。
岩波少年文庫『西遊記』の編訳者として知られる伊藤貴麿を、『西遊記』翻訳の歴史の中で、どのように位置づければ良いのかを考察した内容でした。

西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)

西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/16
  • メディア: 単行本
西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)

西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/17
  • メディア: 単行本
西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)

西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: 呉 承恩
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/11/16
  • メディア: 単行本

2013年の記録

ずっと更新が滞っていたこのブログですが、年末なので一年を振り返ってみると、今年はいろんな所に行かせていただいた一年でした。
 ・1/31-2/3 台湾台北(台北市電脳公会聯誼中心「海域交流与日本日中文学」国際学術討論會に参加。
  発表題目は「宇野浩二と児童書西遊記」。台北市図書館のいくつかの分館で資料調査)
 ・2/28 東京(三康図書館にて資料調査)
 ・5/25 盛岡(岩手大学で東北中国学会に参加。発表なし。盛岡市図書館で調査)
 ・6/15-16 名古屋(日本比較文学会に参加。発表なし。名古屋市鶴舞中央図書館で調査)
 ・9/5-8 台湾台北(台北凱撒大飯店「海域交流と中国古典小説」研究会に参加。
  発表題目は「沙悟浄のカッパ率」。台湾大学図書館と国家図書館で資料調査)
 ・10/12-14 北海道(札幌市中央図書館・北海道大学図書館で調査。帯広市とかちプラザで講演。
  題目は「僕らの国の西遊記」)
 ・11/1-4 中国湖北省黄梅県黄梅禅宗文化高峰论坛(黄梅禅宗文化サミット・フォーラム)に参加。
  「翻译《生活禅钥》杂感(『生活禅のすすめ』翻訳雑感)」という題目でお話。)
 ・11/27 東京(国立国会図書館子ども図書館で調査)
 ・12/7-8 高知(高知県立大学で「海域交流をキーワードとした中国通俗文芸の学際的研究」
  公開研究会に参加。発表題目は「伊藤貴麿の児童書西遊記」。高知県立図書館で資料調査)
このほか、仙台市内では、東北大学国際文化学会で発表させていただいたり(6/30。発表題目は「宇野浩二の五つの西遊記」)、比較文学会の東北支部会に参加させていただいたり(7/27)しました。なかなか充実した一年だったと思います。皆様、ありがとうございました。
今年は「しゃべる」機会を多くいただいた一年だったので、来年は文章にする機会を増やしていければと思います。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

勘違い

五月最初の連休中に次男を連れて映画を見に行きました。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z”というやつ。
この映画を鑑賞すると、ショッカー戦闘員がペンを支える特製ペンスタンドがもらえます。
↓こんなの。
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ところが、これがペンスタンドであることを知ったのは、映画から2週間後の今日。
テレビを見ていて、映画のCMで言っているのを聴き、初めて気づいたのです。
ずっとショッカーがトイレで頑張っているフィギュアだと勘違いしていました。
だって、こんなポーズでこんな顔なんだもん。
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『SOSの猿』-中野先生-『SARU』

 伊坂幸太郎さんの『SOSの猿』は、孫悟空が大きな役割を果たす作品で、悟空の他にも二郎真君、蠍の妖怪、牛魔王、お釈迦様の掌の話など、『西遊記』のいろいろなキャラやエピソードが使用されています。

 この小説には、上記のエピソードの他、『西遊記』第36~40回にあたる、烏鶏国の話も使われています。が、烏鶏国の話、どちらかというとマイナーな話で、児童書における採用率は、原作で直前に位置する「金角・銀角」よりもずっと低くなっています(サイト「子どものための西遊記」で、2013年5月14日までに調査した181冊中、金角・銀角の話が92冊で取り上げられているのに対し、烏鶏国の話を取り上げている本は20冊)。だから作中で「『西遊記』の烏鶏国の巻を読んだことがないものに説明すれば、こういう話だ」云々と、あらすじを説明しなければいけなかったのでしょう。

 実際、参考文献として挙がっている児童書、渡辺仙州さん編訳の『西遊記』上・中・下(偕成社、2001年)には、烏鶏国の話は出てこないようです。ですので、伊坂さんが烏鶏国に関する部分を書いた時には、大人向けの翻訳、これも参考文献に挙がっている中野美代子先生訳の『西遊記』全十冊(岩波文庫)を参考にしたのではないかと思われます。伊坂さんはこの作品と対になるコミック『SARU』の作者、五十嵐大介さんとの対談の中で、「『西遊記』は子供向けしか知らなかった。それで岩波文庫版を買って読んだら面白くて」と、いっていますが、その「面白かった」話が烏鶏国だったのかも。

 「対になる」五十嵐大介さんのコミック『SARU』の方は、西遊記のプロットや小道具をふんだんに使っているというよりも、孫悟空という存在や、その術である「身外身」(毛を吹いて分身する術)が持つ、社会的・思想的な意味を、核の一つ(もう一つの核は「悪魔祓い」)にしているような作品でした。「社会的・思想的な意味」の内容に関しては、上記の対談に以下のような箇所があり、こちらも中野先生(ただしこちらは翻訳よりも解説書の方)の影響を受けているようです。

NHK教育の「人間大学」という番組で、中国文学者で作家の中野美代子さんが『西遊記』をテーマに講義をやったんですね。そのテキスト『孫悟空との対話』(日本放送出版協会)を読んだら、『西遊記』の成立の過程とか、陰陽道による読み解き方とか、キャラクターの関係性とかがすごく面白かった。

 なお、この『SOSの猿』と『SARU』という二つの作品、「対となる」というだけあって、片方だけ読んだだけだと、多分「なんのこっちゃ」となりそうな箇所がいろいろあります。やはり両方読んだ方がずっと解りやすいし、楽しめるような仕掛けになっているようです。

※ 2016.09.06 Amazonリンク訂正。

ソファー購入顛末記

3月下旬の事。現在のマンションに引っ越した時に購入したソファーが壊れたので、某家具店で新しいものを注文しました。
壊れた原因は、おそらく子ども達がソファーの上で立ったり跳ねたりしたこと。原因が取り除かれない(子どもが暴れている)限りは、次に買う物もそれほど長持ちはしないかもしれないと考え、今度は前よりも少し安価なものにしました。
そして4月上旬、注文していたソファーが到着。到着時に私は家に居なかったのですが、夜、帰宅してソファーを見て驚きました。
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一箇所色が違う。
全体はアイボリーなのですが、一箇所(向かって左の座面)だけ、ピンクっぽいのです。早速家具屋さんに電話して、こういうデザインなのか尋ねたところ、違うとのこと(そりゃそうだ)。数日後に見に来てくれることになりました。
そして翌日。ソファーを見て、またびっくり。ピンクの箇所が無くなっています。
いや、よくよく見てみるとやはり色が違うのですが、昨夜と違って目立たない。そこで、カーテンを引いて蛍光灯で見てみると、またはっきりと色の違いが判ります。つまり、蛍光灯の光で見るとはっきり違いが判るけど、自然光だと目立たないということだったのです。不思議。しかしなるほど、これでは受け取りの時に気づかなかったわけです。
その後家具屋さんが来て、「確かに一箇所色が違う」と確認してもらい、4月下旬に新しいものを届けてくれることになりました。
そして来たのがこれ。
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...別の箇所(向かって右端の背もたれ)がまたピンク(この写真では、ちょっとわかりにくいですね)。
今回は、前回受け取り時に気づかなかった理由(自然光では目立たない)を把握していたので、最初から蛍光灯で見てすぐに発見。その場で配送の人に確認・連絡してもらい、再度取り替えることになりました。
で、本日3台目が到着。注文から一ヶ月半を経て、ようやく全部同色のものが来ました。
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めでたし、めでたし。

国際文化研究 第19号

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東北大学国際文化学会の『国際文化研究』第19号に論文が掲載されました。
この雑誌の掲載論文一覧をメモしておきます。
論文要旨はまた後日。
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〈論文〉
日本における子ども向け『西遊記』について-挿話選択の傾向と方法- 井上浩一
天橋刑場論-民国北京の新聞・画報を主な資料として- 大谷亨
貿易自由化による地域経済効果の分析-応用一般均衡モデルに基づく分析- オルギル
日本語の伝聞表現-「(スル)ソウダ」「ッテ」「ラシィ」を中心に- 呉 蘭
江戸川乱歩にみる「南洋」-映像との比較を中心にして- 小坂歩美
『中国文学月報』から見た近代日本知識人の中国文学認識-大衆重視の視点から- 朱琳
中国語母語話者による日本語受動文の習得:プロ卜タイプ理論を援用して 張蘇
「~みたいな」表現の分析 福原裕一
ハーバー卜・ジョージ・ポンティングの写した日本-自然を題材とした写真の考察- 矢島真澄美
現代アメリカ合衆国におけるアファーマティブ・アクション論争 -住民提案の投票プロセスにおける比較分析- 吉岡宏祐
心情としての「近代の超克」-「科学と人生観」論争という視点- 劉金鵬
〈研究ノート〉
中国の金利期間構造に関する実証分析-金融政策の影響メカニズムに焦点を当て-冷奥琳

ある日のお出かけ

GWのある日、お出かけ間際。
長男が忘れものをして部屋に戻ったので、義母が話しかけました。
「你怎麼了(どうしたの)?」
義母は中国語で話します。
長男「我忘了拿(忘れた)。」
長男も義母と話すときだけは中国語を使います。
義母「拿什麼(何を)?」
長男「西瓜。」
義母・私「西瓜?」
持ってきたのは「Suica」。なるほどね。
ちなみに、JRの公式サイトでは日本語同様「Suica」
ただ、wikipwdia中文によると、俗称「西瓜卡(スイカカード)」らしい。
あながち間違いでもないのかな。

お悔やみ

以前紹介した『生活禅のすすめ』の著者、浄慧法師が、4月20日、円寂されたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
関連記事(中国民族宗教網:簡体字中国語)
http://www.mzb.com.cn/html/Home/report/397117-1.htm
告別式の様子(Blanca論壇:同上)
http://www.blanca.com.cn/forum.php?mod=viewthread&tid=764515

2013年度中国語履修者数

新年度の授業が始まって、一週間が経ちました。
さて、授業開始に先立って、ある大学で中国語履修生ガイダンスに立ち会いました。その大学では、学生は、自分が履修しようと考えている外国語のガイダンスに参加することになっています。
その時、ある中国語担当の先生が、「今年度の中国語ガイダンスに参加した人数は、昨年度の半数ぐらいです」、「やはり日中関係の悪化が原因ですかね」と、おっしゃっていました。私は昨年度のガイダンスには参加していないのですが、確かに以前参加した時と比べると人が少ない感じはしました。
受講者数が激減するとコマ数の減少につながり、自分の仕事も将来的に減る可能性が大きくなるので、他の大学の状況も含めてちょっと心配していたのですが、一週間授業をしてみた結果、私の担当する授業(他校も含む)は、全体的に「やや減少」ぐらいですみました(中には昨年よりも増加したクラスもありました)ので、ひとまず安心といったところです。
とはいえ、今年度の中国語受講者は、多くの大学でやはり減少傾向にあるようで、来年度以降もまた心配しないといけないのかもしれません。
その言語を使用する国の好感度ではなく、言語の実用性を基準にすれば、中国語という選択は決して悪くないと思うのですけどねえ。
追記:結局、ガイダンスに参加した大学の、中国語履修者総数も「やや減」ぐらいだったようです。よかった。
しかし、他の科目から押し出されて流れてきたのだとすると、中国語に来たのはやむなく「第二希望の」外国語を選択したということで、やはり人気の衰えが見て取れますし、どの外国語のガイダンスにも参加していない学生がたくさんいたのだとすると、別の意味で問題です。

生活禅のすすめ

 このたび山喜房佛書林というところから『生活禅のすすめ』(定価4000円+税)という本が出ました。私、この本の翻訳を一部担当しております。

 この本は、中国の仏教界で指導的な立場にある浄慧法師の著書『生活禅鑰』(学術書ではなく、一般向けに書かれたものです)を日本語に翻訳したもので、全20章のうち、私は第2~8章を担当しました。(目次は以下の通り)

  序  末木文美士
  解説 何燕生
  自序
  第1章 禅とは何か
  第2章 達摩禅ー理入と行入ー
  第3章 四祖禅ー見地、功夫と方法ー
  第4章 六祖禅ー無念、無相、無住ー
  第5章 六祖が示した修と証
  第6章 『壇経』中の幾つかの問題
  第7章 臨済禅ー一切の知見を取り除くー
  第8章 臨済禅師の法語
  第9章 趙州禅ー平常心、本分事ー
  第10章 禅の「無門関」
  第11章 生活禅の大要
  第12章 生活禅の4つの根本
  第13章 『心経』と生活禅
  第14章 私たちの心をしっかりと管理する
  第15章 牛をなつけるように心を育てるー『十牛図頌』略説ー
  第16章 信仰、因果、良心、道徳
  第17章 感恩、寛容、共有、結縁
  第18章 生活の中の修行、修行の中の生活
  第19章 煩悩を処分する方法
  第20章 生活と生死

 さて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私の専門分野は仏教ではありません(『西遊記』は、一応取経の話ですが(笑))。そのため私の担当部分は、一旦訳し終えたあと、恥ずかしながら、仏教や中国思想を良くご存じの、ある先生にかなり手を入れていただいて、なんとかできあがった次第です(その分、訳文の信頼度は上がっていると思います(苦))。他の章を担当された先生方は、皆さん専門に近い分野の方々なので、しっかりとした訳になっているものと思われます。

 興味のある方は、以下のサイトでご注文いただくか、出版社にご注文いただくか、井上までご連絡ください。

Amazon
生活禅のすすめ

紀伊國屋書店
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784796305716

セブンネット
http://7net.omni7.jp/detail/1106285868

出版社のURLは以下のとおりです。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/sankibo/

何卒、よろしくお願いいたします。
井上とお知り合いの方に関しては、私の方へご連絡いただいても、もちろんOKです。
よろしくお願いいたします。

※ 2014.09.04 編集。
※ 2016.09.06 Amazonリンク訂正。その他リンクも修正。

中国小説関連モノの認知度(その3)

[その1]はこちら 、 [その2]はこちら です。
中国関係の20項目についてのみ、再調査(60人)を行い、最初の55人と合わせた結果は以下の通りです。
 アンケートその2(20項目) (pdf ファイルです)
「山月記」はかなり盛り返しました。後で追加調査した学校は進学校出身者が多そうなのですが、そのような学校ではよく取り上げられる教材なのでしょうか。確かに進学校の高校生の心の琴線に触れそうですもんね。「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」。「故郷」や「杜子春」も上がりましたが、そこそこという感じ。「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(「聊斎志異」)や「蒼天航路」(「三国志演義」)あたりは、やはり知られてはいないようですね。時代でしょうか。
とにかく、中国小説を説明するのに、別のメディアで取り上げられたものでイメージしてもらおうとしても、あまり効果はなさそうです。西遊記のようにTVドラマでやってくれたりするといいのですが...。業界の皆さん、いかがでしょうか?当たらなかったとしても、原作料は節約できますよ。

中国小説関連モノの認知度(その2)

[その1]はこちらです。
さて、映画やTV、漫画や小説など様々な「物語」受容に関するアンケート、結果はこうなりました。
 アンケートその1(60項目) (pdfです)
「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」など、今でも続いているTVアニメは認知度が高いです。「ワンピース」もこのくくりにはいるのかもしれませんね。宮崎アニメやディズニー映画(今回は「トイ・ストーリー」だけでしたが)、「ハリーポッター」も認知度が高いです。逆に過去に一世を風靡していても、少なくとも18歳前後の人たちが子どもの頃(今世紀に入る頃)までは続いたものじゃ無いと、確実に認知度は下がっています。その他、いろいろと興味深い結果になった部分もありますが、以下割愛。
そして、中国関連ですが、なかなか残念な結果でした。香取真吾が孫悟空を演じた西遊記の記憶はまだ新しいのか、そのドラマは8割以上の人が内容を把握(見たことがあるか、だいたいの内容を知っている)しており、そのおかげか中国小説の西遊記も多少善戦しておりますが、内容把握は2割未満。吉川英治の小説や横山光輝の漫画「三国志」も同じくらいの認知度です。
中国映画はもう少し見られているかと思ったのですが、「レッドクリフ」がようやく2割程度の内容把握、「覇王別姫」・「初恋の来た道」・「海角七号」は見られていませんねえ。一番認知度が高かったのが「少林サッカー」で半数程度の人が内容を把握していました。さすが周星馳先生です(でも、「詩人の大冒険 」という『警世通言』が元ネタと思われる映画は知られてなさそうですが...)。
個人的に意外だったのが、「山月記」、「杜子春」、魯迅「故郷」の認知度の低さ。「故郷」なんて、教科書で取り上げすぎっていわれているのに...。同じく取り上げすぎと言われている「走れメロス」に大きく差をつけられています。「山月記」も私達の世代は教科書に載っていた思うのですが、今は外されているのでしょうか。
このへんにちょっと納得がいかなかったので、もう1クラス、別の学校(偏差値は高め。ただし理系)の学生さんたち60人にご協力いただき、中国関係の20項目についてのみ追加調査を行いました。
[その3に続く]

中国小説関連モノの認知度(その1)

現在、私の仕事のほとんどが中国語を教える事ですが、1コマだけ中国の歴史と文化を教える授業を担当させてもらっています。
後期は文化、とはいっても中国文化全般を教えるには時間も技量も足りないため、いきおい自分の専門である古典小説の授業をするということになります。古典小説は、中国文化の中では学生さんたちにとって比較的親しみのあるジャンルではないかとは思うのですが、それでも知らないものが多いようなので、授業の中ではドラマや映画、コミックなど、より親しみやすいメディアの作品と関連づけて説明します。「あのレッドクリフの三国志演義」とか「何年か前に香取真吾が孫悟空をやっていた西遊記」とか、なるべくイメージしやすいようにしている訳です。
ところがある日、ふと不安になりました。知っていると私が思っている作品(ドラマや映画の方)を、受講生の皆さんは本当に知っているのだろうか?と。
そこで、中国小説の超メジャーなものや、それを元に作られた映画・ドラマ・漫画・小説などについて、認知度を調査してみることにしました。ただ、せっかくなので、以下のようなものも含め、60項目についてアンケート調査を行いました。小説の授業をやっているクラスが女子大なので、内容はやや女子向けに偏ったかもしれない内容になっています。
  1.これは誰でも知っているだろうと思うアニメや映画
    「ドラえもん」や「ハリーポッター」、宮崎アニメなど
  2.最近話題なんじゃないの?と思っているコミックや小説
    「君に届け」や「1Q84」など
  3.一世を風靡したけど知ってるかな?という作品
    「巨人の星」や「ドラゴンボール」、「セーラームーン」など
  4.中国関連で割と知られてそうな映画や小説
    「覇王別姫」や魯迅の作品など
アンケート内容はいたってシンプルで、これら60項目の作品について、
  1.知らない
  2.聞いたことはある
  3.だいたいの内容を知っている
  4.読んだことがある
という4段階で答えていただきました。答えていただいた学生数は2クラス55人。どちらも1年生のクラスなので、だいたい18歳+0~数歳の年齢の人が答えています。
[その2に続く]

第19回東北大学国際文化学会

第19回東北大学国際文化学会があり、発表してきました。
この学会では13年ぶりの発表。
タイトルは「日本における子ども向け『西遊記』について ―挿話選択の傾向と方法―」。
懇親会は青葉通の「銀座ライオン
IMG_20120630_181019.jpg
数日前の天気予報では天気が悪いと言っていたので、心配していたのですが、結局晴天で十分なビール日和。やっぱりここのビールは美味しいですな。写真は全然美味しそうに撮れてないけど。
ただ、ピッチャーじゃなくてジョッキだったらもっと美味しかったかも。まあ勝手につぐほうが気楽ではあるのですが...。
今回は個室でしたが、屋上のビアガーデンもやっていたようで、そのうちそちらにも行きたいなあ。

仙台津高校同窓会

仙台駅前の蔵の庄で津高卒業生の集まりがありました。
同期(’87年卒)の一人が幹事をやって、みんなに呼びかけてくれたのですが、総勢10名集まりました。三重県の高校から遠く離れた仙台で開かれた同窓会だと考えると、なかなかの人数ではないでしょうか。
そのうち東北大の学生が5人。参加した学生さんに聞くと、最近は東北大に進学する人も増えているそうです。
私は大学は広島で、同じ高校から進学した同期の人って記憶にないのですが(いたらごめんなさい)、そちらに進学する人も最近は増えているそうで、隔世の感があります。世界が狭くなっているのでしょうね。
「地元ノリ」というやつなのか、みんな話しやすくて楽しめました。また機会があるといいなあ。

次男と母の日

次男(3歳)が幼稚園で工作をして帰ってきました。
ハート型の台紙の中央に人物らしき絵が描いてあり、左上の隅には「おかあさんありがとう」の文字(先生が書いたもの)。母の日の工作のようです。
これを持ち帰った時の次男と妻の会話。
次男「ママ、どうぞ」
妻 「ありがとう。(絵を指さして)これ誰?」
次男「○○ちゃん!」
妻 「幼稚園のお友達かよ!」
次男はまだ「母の日」を理解していないようです。

花見

仙台市内の某お寺の住職さんがご招待くださったので、家族でお花見に。
http://www.city.sendai.jp/wakabayashi/c/miryoku_terajinjya_shinteraatari.html#170
↑ここです。
少し肌寒かったのですが、咲き具合はちょうど満開になったところでした。
舞い散る桜がお好きな方は、もう数日後といったところでしょうか。
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帰ってます。

5日(木)に台湾から帰国し、6日(金)から早速授業やっています。
2、3日前(7日かな?)、仙台では雪が降ってびっくりしました。
台湾滞在中は、暑い日は29℃もあったのに...。
それはともかく、新学期ですが、今年度も皆様よろしくお願いいたします。

動物園・大龍街(4月4日)

帰国前日。
昼に妻の大学時代の友人たちと会食し、食後は子ども達を連れて台北市立動物園へ。
ところがこの日、出かけるまで知らなかったのですが、清明節で祝日でした。動物園駅があるMRT木柵線は満員電車状態。ついでに動物園も人多すぎ。あの政治的意図を感じるパンダも見ること無く、ヘロヘロになって帰宅しました。
20120404.jpg
で、帰ってみると、自宅すぐそばの大龍街が大騒ぎ。実は保安宮の神様、保安大帝の誕生日が明日で、その前夜祭(日中からだから前日祭?)のパレードが行われていたのでした。
そして、夜は10時ごろまで絶えること無く付近のあちこちの廟(たぶん)から花火が上がり、非常に賑やかな帰国前日となりました。
YouTubeに動画が上がっていますね。

鼎泰豊・大安公園・台北駅前地下商店街(4月3日)

今日は妻の小学校時代の同級生家族と昼食。
場所はおなじみ小籠包の「鼎泰豊」。
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食後は少し歩いて大安森林公園へ。けっこうたくさん遊具があって、平日なので人も多くなく、子ども達はとても楽しく遊べたようでした。
その後は台北駅へ出て買い物。DVDなどを購入。自分の本は、子供向け『西遊記』を一冊だけ購入。重慶南路の書店街まで出られればもうちょっと収穫があったと思うのですが...。

台北101(4月2日)

今日は長男のたっての希望で東区の台北101へ。
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正直、101の展望フロアは一生に一度登ればいいんじゃないかと思うのですが、長男は毎回登りたがるので、困ります。
昼前に、最寄り駅であるMRT市政府駅に到着。前回台湾に来たときには建設中だった阪急百貨店がオープンしていました。その辺りから市政府の近くまで、ちょっとした地下街になったのですね。誠品書局も地下でつながっています。時間もちょうどいいので、阪急の地下フードコートで昼食。
食べ終わってから台北101へ。展望階へ上がるには一人450元(大体1200円ちょっと)必要です。前回来たときはいくらだったっけ?最初は360元ぐらいだったような気がするのですが...。展望階の景色は当然ながら前回と同じような感じ。まあ、よく見れば町並みの変わったところもいろいろあるのですが、まあ、驚くほどの変化ではないですね。
それでも強気の価格設定をしているのは、大勢の中国からの観光客が来ているから。こちらは驚くほどの人数です。前回来たときも多いなと思いましたが、今回はそれに輪をかけて多くなっています。ただ、旅行会社が時間をうまく調整しているのか、展望階へ上がるエレベーターの待ち時間は短くなった印象です。台北101の建物脇の道路には観光バスが何台もならび、旗を持ったたくさんのガイドがそれぞれ大勢の観光客を連れ歩いており、非常に混雑しています。
20120402b.jpg
そして、「中国人観光客の多い場所にはおなじみ」の感がある法輪功のデモンストレーション(写真には看板しか写っていませんが)。以前は故宮博物院ぐらいでしか見なかったのですが、今回はこの台北101の他、台南の赤崁樓などでも見かけました。観光客の目にはどのように映っているのでしょうね。

紅毛城(3月31日)

今日は淡水へ。目的は「紅毛城」。こちらはスペイン人の築いた城がその前身です。オランダ人によって築かれた台南の安平古堡の四年後、赤崁樓よりは二三十年早く作られています。
20120331a.jpg
【参考】wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E6%AF%9B%E5%9F%8E

(さらに…)

台南2日目(3月30日)

今日はまず、台南に来た目的である、義祖母の墓参りに。
その後、妻の父方の従兄夫婦と、昨日案内してくれた従弟(妻の母方)と、うちの家族で昼食をとり、台南観光と言えばここ、赤崁樓に連れて行ってもらいました。
0330a.jpg
【参考】赤崁樓
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%82%AB%E3%83%B3%E6%A5%BC
台北ナビ
http://www.taipeinavi.com/miru/61/
前回(十数年前?)来たときは、閑散としていたような気がしますが、今回は中国からの観光客で大賑わいでした。
大きいもの好きで(赤崁樓はそれほど大きくない)、自国にもっと古い史跡をもつ中国の人が見ても面白いのだろうか?...とも思いましたが、もしかすると鄭成功の人気によるものかもしれません。誰かが言っていましたが、鄭成功は台湾人も中国人も日本人も好むという、歴史上の人物としては珍しい人ですからね(台湾の原住民と中国の満洲人はどうなのか知りませんが)。
【参考】鄭成功
Yahoo! 百科事典
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E9%84%AD%E6%88%90%E5%8A%9F/
その後、夕方の高鉄で台北へ。台南は高鉄の駅と台鉄の駅が離れていて「台鉄弁当」は買えないので、車中の夕食は駅の7-11の弁当にしました。
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保安宮のお祭り(3月28日)

今日は義父の墓参り。台北郊外のさらに山の中にある納骨堂へ、送迎バスで行ったのですが、清明節が近いのでなかなか人が多いです。
で、その夜、近所の保安宮で祭りが。今回の祭りは長期間にわたってやっているようなのですが、今日はそのクライマックスの一つだったのか、花火も上がるし、飾り付けも特別でした。
IMG_20120328_194601.jpg神様。
IMG_20120328_194627.jpg生け贄。

国立師範大学国語中心(3月27日-2)

繁体字の教科書が欲しいと妻がいうので、私が昔留学していた国立師範大学国語中心へ。
キャンパス内の売店が増えていて、オープンテラスのカフェまであって驚きましたが、国語中心の建物は往事のまま。
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私が留学していた15,6年前は、中国から国民党と共に来られた推定年齢300歳ぐらいの先生方に教わっていたのですが、もうみなさん退職されたのでしょうねえ。
中国語会話の練習はもとより、アメリカ人とオーストラリア人の友人と三人で特別編成クラスを作ってもらって『明史』や『聊斎志異』などの講読までやってもらい、非常にありがたい一年半でした。

2年ぶりの台湾

今日から4月5日まで、台湾に行って参ります。
お急ぎのご連絡はメールでお願いいたします。
では、行ってきます。

不意打ち(『おとうさんはウルトラマン』)

 次男(三歳)と出かけた妻が、帰宅後、お出かけ先で次男が気に入った絵本があったので購入して欲しいといいました。それが、この本。


 まあ、ヒーロー好きの次男がウルトラマンの絵本を気に入っても何の不思議もないので、疑うこと無く購入。早速読み聞かせてみると、なんとこれ、「子どもを喜ばせる本」というよりは、「父親を泣かせる本」でした。

 いや、こういう不意打ち勘弁してほしいです。特に父子ものとか。
最近すっかり涙腺がゆるくなっているのに...。

 次男は、ここに書かれた父親の気持ちがわかっているのか、いないのか、とにかく気に入ってはいるようなので、妻に騙されたという訳ではないようですが...。

春休み

つい先日、某大学の「四年生特別試験」なるものの採点、成績登録をして今年度のお仕事は終了(多分)。
春休みに入りました(多分)。
今年度の春休みの宿題は、
1 知り合いの先生から頼まれた仕事
2 「子どものための西遊記」の調査済み未入力データを更新する
3 未読の児童書西遊記をできるだけ読む
4 未読の研究系書籍をできるだけ読む
5 書斎の片付け
といったところでしょうか。
このブログと小説目録のデータも多少は更新できればと思います。
さて、こういう他人の目にふれる所に書いておくと、怠けずに仕事ができると聞いたことがあるので書いてみましたが、はたしてどうなりますか。それは春休み明けの更新にて。

国立国会図書館国際子ども図書館

12月に大阪の国際児童文学館へ行って、大きな児童文学専門の図書館へ行くといろいろ捗ることに味を占めて、今度は比較的仙台に近い、国立国会図書館国際子ども図書館へ。
ご存じの方も多いと思いますが、国際子ども図書館は国立国会図書館といっても永田町ではなく、上野にあります。仙台を朝に出て、上野で下車。上野公園側の出口から10分ほどで着きます。
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この図書館ではある程度以上古い書籍は直接見るのではなく、スキャンされた画像を端末で見る形式になっており、図書館内にいたほとんどの時間、液晶モニタを見つめて過ごしました。
日帰りということもあり、中身をじっくりと読む時間はあまりありませんでしたが、書誌的な調査はそれなりに進めることができました。

大阪府立中央図書館国際児童文学館

仙台に帰る飛行機は午後の便を予約し、午前中は大阪の国際児童文学館へ調査をしに行くことに。
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やっぱり、資料は直接見ておくものですね。
昨日の発表ではたくさんの本を資料として挙げたのですが、昨日使ったのより良い資料が見つかったり、昨日使った資料があまり論拠としてふさわしくないことを示す資料がみつかったり。
...勉強になりました。

研究会

「子どものための西遊記」始めた時の記事に、「研究上の必要から子ども向けの「西遊記もの」を調査しはじめました」と書きましたが、「研究上の必要」というのは今年度から科研費の共同研究に研究分担者として参加させていただいていて、私の担当範囲が日本の子ども向け西遊記なのです。
で、その共同研究の公開研究会が京都府加茂でありました。
会場は「恭仁山荘」。
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あの内藤湖南先生が晩年住まれていたという所です。
静謐で、趣があり、寒い時期でなければ宿泊しても良かったかなと思いました。
奈良駅まで戻って打ち上げ、宿泊。
打ち上げでも色々な話が聞けました。

ピンチ!

ノートパソコンが潰れました。
「壊れた」という意味の「潰れた」ではなく(まあ壊れていないわけではないのですが)文字通り「潰れた」のです。
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いつものようにリュックに入れていたのですが、一緒に入れていた本の量が多かったのか、入れ方が悪くて負荷がかかってしまったのか、カドのところが写真のようになってしまいました。
慌ててスイッチを入れてみようとしましたが、ケースが変形しているせいか、スイッチが重い。力を入れてなんとかスライドさせると、起動音がして、ハードディスクが動き出すものの、数秒でダウンしてしまいました。
数回やってみてもダメだったので、いろんなことを覚悟したのですが、しばらくして気づきました。
スイッチが動かないということは、スライドさせると元の位置にもどらないということです。つまり、ボタンスイッチでいうと「押しっぱなし」の状態です。これはPCがハングアップしてしまって、どうにもならないときに強制終了するために数秒押しっぱなしにするのと同じ状態だったのです。そこで、力を入れてスイッチを右にスライドしたら、すぐにまた力を入れて左にもどしてみたところ、無事起動しました。
実はこれ2~3週間前の話。
それから現在に至るまで、動かなくなるのが怖いのでずっとシャットダウンせず、ふたの開閉でスタンバイと起動を切り替えて使用しています。
修理代、あまり高くないといいな...。