2017年を振り返る【研究・教育編】

「振り返る」シリーズ【研究・教育編】、5回目になりました。
(これまでの記事:2013年 / 2014年 / 2015年 / 2016年

さて、2017年は研究面では、これまでに書いた原稿がいろいろな形になった一年でした。

まず論文は、「近現代日本の児童書における西遊記受容-「河童の沙悟浄」から見た-」(『中国児童文学』第24号、2016.12.25、pp.29-51)。実際に刊行されたのは今年に入ってからです。

そして、翻訳。浄慧法師の『中国仏教と生活禅』(山喜房佛書林、2017.02.23)が刊行されました。私は第3章と第4章の1~4を担当しました。
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それ以外に私の文章が掲載されたものとしては、『中国文化事典』(丸善出版、2017.04)があります。私が書いたのは「金聖歎の文芸批評」の項目です。
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上記の原稿を書いたのはほとんど昨年以前だったと思いますので、今年は比較的楽でした。ただ、今年楽した分、来年はちょっと大変です。一応某事典の項目を書いた原稿を出してありますので、それは来年形になると思いますが、肝心の西遊記受容研究は、口頭発表した内容が、論文が執筆できる段階まで今年中に進まなかったので、来年には投稿までいけるようにしなければなりません。方向性は決まっていますので、時間や予算と相談しながら着実に進めたいと思います。

本サイトでは、「僕たちが読んだ西遊記」に「キャラクターの変遷 ―― 日本で生まれた「河童の沙悟浄」を追う」を掲載できたのは良かったのですが、去年の「振り返る」で宣言していた「作家でたどる児童書西遊記」部分の開始は果たせなかったので、来年こそ開始したいと思います。

教育面では昨年から担当させていただいる中国小説史の授業のテキスト(配布プリント)を大幅改訂できたのが収穫でした。もう1、2年、授業をしながら修正を加え、書籍の形にできればいいなと考えています。

皆様にとっても来年が良い一年となりますように。