貫華日記Ⅱ

2015年を振り返る【研究・教育編】

こちらはいつもの「振り返る」シリーズです。

 今年は研究よりも、教育の年でした。

 研究方面は、論文が一本、発表が一回。論文タイトルは以下の通りです。

西遊記翻訳史における伊藤貴麿の位置( 『国際文化研究』第21号、2015.03.31 )

 本来皆様に抜刷をお送りして、ご指正賜りたいところなのですが、郵便事故か何かで抜刷が届きませんでした。リポジトリに pdf が掲載されておりますので、お読みいただければ幸いです。

http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/handle/10097/60535

 来年は1月に締切が有り、以降の研究計画も立ててありますので、頑張りたいです。

ぼくらの西遊記」も止まってしまっているので(スミマセン)、なんとかしないと...。

 教育面では、9月に北京語言大学に「中国語教授法」の研修に行かせていただいたのが、やはり大きい出来事でした。研修の内容が勉強になっただけではなく、台湾で中国語を習得した者としては、北方の中国語を、街中でたくさん聞けたことも収穫でした(とは言っても研修(授業)中は語言大の先生が講義をされたので、極めて聞きやすい中国語だったのですが)。

 この研修については、来年中に代表者の先生がまとめてくださる報告書が出るのではないかと思います。

※ 2016.09.07追記:報告書出ました。詳しくは こちらの記事(中国語教育強化講座報告書) をごらんください。

 また、今年度は約半数の授業で教科書を新しいものに変えました。教科書が変わると勉強になるんですよね。大変ではありますが...。そういう意味でも、今年は教育面で頑張った年でした。

 来年は研究面も頑張ります。

 来年もよろしくお願いいたします。

※ 2016.09.07 リンク訂正。あと、体裁を少し整えました。