中国怪異譚 聊斎志異 六

平凡社ライブラリー694
出版社
平凡社
刊行年月
ISBN
9784582766943
ページ
504頁
サイズ
16cm
価格(税抜)
1500円
翻訳者
増田渉・松枝茂夫・常石茂・稲田孝
附記

 

巻十一

縁の定数(馮木匠) / 菊の姉弟(黄英) / 書物気狂い(書癡) / 霊験は人の心次第(斉天大聖) / 蛙の娘(青蛙神) / 蛙の神の居催促(又) / 骰子についた霊(任秀) / 竜宮の恋人(晩霞) / 詩吟の縁(白秋練) / 無名の神(王者) / 因果応報(某甲) / 衢州の三怪(衢州三怪) / 二階家をこわす(拆楼人) / 大きな蝎(大蝎) / 二人尼(陳雲楼) / 幽鬼にからかわれた男(司札吏) / 蚰蜒(蚰蜒) / 欲呆け(司訓) / 黒奴(黒鬼) / 洞庭君の侍女(織成) / 烏の黒衣(竹青) / 嫉妬の応報(段氏) / べにざらの亭(狐女) / 賢婦人(張氏婦) / 魚の大王(于子游) / 好き好き(男妾) / 神童の秘密(汪可受) / 水牛と馬(牛犢) / 陰罰陽報(王大) / 仏道の真面目(楽仲) / 牡丹と耐冬(香玉) / 洞穴での伝授(三仙) / 済南の難を免れた話(鬼隸) / 冥土の河浚え(王十) / さかさまの衆生(大男) / 漂流譚(外国人) / 畜生道(韋公子) / 石を愛する男(石清虚) / 兄弟喧嘩(曽友于) / 見掛け倒し(嘉平公子)

巻十二

石室にいた三人(二班) / 車夫と狼(車夫) / 乩仙の洒落(乩仙) / 虎と読書人(苗生) / さそり商人(蠍客) / 豚になった人妻(杜小雷) / 狼の報恩(毛大福) / おかしな黒雲(雹神) / 誰もいなくなった時(李八缸) / 謎のお告げ(老竜舡戸) / 蛇の舌のごときもの(青城婦) / ふくろうに笑われた知事たち(鴞鳥) / 井戸から出て来た瓶(古瓶) / 冥土で家庭教師(元少先生) / 無縁墓地から来た花嫁(薛慰娘) / 湖辺の父(田子成) / 合歓の木の女(王桂菴) / 両手に花(寄生) / とんだ濡衣(周生) / 月に登った三人(褚遂良) / ささいな心掛け(劉全) / 土が兎になる(土化兎) / 鳥の使者(鳥使) / 狐の贈り物(姫生) / 果報の話二つ(果報) / 官位のほしい人たち(公孫夏) / 疫病の鬼(韓方) / 流謫の竜女(紉針) / 張飛様の腕力(桓侯) / 天女謫降(粉蝶) / 生まれ変わり(李檀斯) / 死を求めて天女を得る(錦瑟) / 姑の姦通事件(太原獄) / 名裁判(新鄭訟) / 乳房を恐れた名士 (李象先) / その子は誰の子(房文淑) / 犬も食わない豚の肉(秦檜) / 自慢の胆力(浙東生) / 娘の仇討ち(博興女) / 官吏というに足りる人(一員官) / 乞食仙人(丐仙) / 美貌の女按摩(人妖)

付録

便所の蛇(蟄蛇) / ある武芸者(晋人) / 竜の子(竜) / 文才を認められて(愛才) / 恐るべき属吏(夢狼 付則二) / 十の貴重なこと(阿宝 付則 集癡類十) / 夢の通い路(猪嘴道人) / 光る石(張牧) / ある女の心臓(波斯人)