ここでは翻訳の中で、沙悟浄を「河童」・「妖怪」・「化物」などのどのような言葉で表しているかによって、分類してみました。リンクをクリックするとその呼び方をしている本のリストが表示されます。
- 複数の呼び方がされている場合は、流沙河で玄奘・悟空・八戒と会う場面の、最初の呼び方を基準としています。
- 他の場面や解説文において沙悟浄を「河童」としていることが確認できたものについては、「河童」に分類しました。
- 漢字の記述とルビが一致しない(例えば「妖怪」「妖精」などと書きながら、「ようかい」「ようせい」とせず、「ばけもの」とルビを振るような)ものは、ルビに従って分類しました。
このリストは、論文「近現代日本の児童書における西遊記受容 ―「河童の沙悟浄」から見た―」(『中国児童文学』24、2016年)及び、「貫華齋」の記事「僕たちが読んだ西遊記」第3章「キャラクターの変遷 - 日本で生まれた「河童の沙悟浄」を追う」を書いた時のデータに、その後調査した情報を加えて作成しました。