前のエントリで「詳しい状況は、いろいろ落ち着いてから、またお知らせします」と書きましたが、その後電気が復旧し、情報が得られるようになってみると、私の住む区域は比較的なんでもなかったことがわかりました。
なので、あまり詳細に書くこともないので簡単に状況報告しておきます。
【3月11日】
地震発生。私は自宅マンションに居ました。免震構造のおかげか、大きな揺れではあったものの本棚の書籍が落ちることはない程度でしたが、揺れている時間が長く、久しぶりに「怖い」と思った揺れでした。
揺れが治まったところでとりあえず小学校へ長男を迎えに。帰宅途中に見た町並みは、ガラスが割れたり、タイルやコンクリートが落ちた建物もありましたが、比較的平穏な感じでした。
自宅は停電・断水。近くのコンビニに買い出しし、飲み物とお菓子(それぐらいしか無かった)を購入。ラジオを聴きながら、ろうそくの明かりで果物などを食べる夕食をとり、早めに寝ました。
翌日も停電・断水の中、おとなしく過ごしました。
【3月13日(3日目)】
朝、emobile復旧。ブログで無事を報告。
午後、電力復旧。ここでようやくテレビやネットのニュースを目にし、沿岸部の状況を知りました。
この時点まで、津波に襲われた沿岸部の悲惨さを一番知らなかったのは、私たちだったかもしれません。
【3月15日(5日目)】
午後、上水道復旧。ガスはまだですが、我が家はオール電化なので、この日から入浴可能になりました。
オール電化住宅は、夜間の電力消費量が少ない時間帯に貯水タンクで湯を沸かしておくシステムで、タンク内の水は非常用水として使えます。風呂水が残っていたことや、知り合いが飲料水を分けてくださったこともありますが、この非常用水のおかげで断水がおわるまで水がなくなること無く、乗り切ることができました。
【その後】
商店の商品が少なく、列に並ばないとモノが買えない状況が続いていましたが、この数日はそれもやや緩和された感じで、今日は長男の卒業祝いも兼ねて、震災後初めて外食をしました。
ともかく、いろんな店で並んだり、様々な復旧状況(交通機関や、勤務先の各大学、子どもの学校・塾の状況など)を調べては一喜一憂したり、余震におびえたり(また断水や停電になるのが特に怖いです)しながら、徐々に日常を取り戻す日々を過ごしています。
お気遣い下さった皆様、ありがとうございました。