2018年を振り返る【研究・教育編】

「振り返る」シリーズ【研究・教育編】6回目です。
(これまでの記事:2013年 / 2014年 / 2015年 / 2016年 / 2017年

教育面ではあまり例年と変化無く、粛々と授業をこなした感じです。

研究面では、久しぶりに中国社会文化学会と中国古典小説研究会に出席し、ご無沙汰していた方々や、お名前だけ存じ上げていた方々にお目にかかる機会ができました。日本中国学会には昨年も出席しましたが、今年は東京開催だったせいか、やはり懐かしい方々にお目にかかることができました。また、ここのところ翻訳研究の方面にばかり目を向けていたので、久しぶりに本流の中国文学研究の発表を聴いて、その進歩と面白さに触れられたのも収穫でした。
[amazon_link asins=’4760149414′ template=’ProductAd’ store=’eea05-22′ marketplace=’JP’ link_id=’8391eb05-0cdb-11e9-a892-6508ea614fef’]執筆したものとしては、『赤い鳥事典』の「伊藤貴麿」の項目があります。おそらく、「西遊記翻訳史における伊藤貴麿の位置」(国際文化研究21、2015年)があったためだと思いますが、思いがけない依頼でした。伊藤貴麿に関しては、本サイトでも関連資料として翻訳をいくつか掲載しましたし、2019年には数本の原稿を書く予定もあります。

最後に本サイトについてですが、「台湾の児童書西遊記」を同じサーバー内に別サイトとして立ち上げました。その一方で、メディアマーカーが1/20にサービスを中止することが発表されました。「子どものための西遊記」はこのサービスを利用させていただいていますので、2019年はこのデータの引っ越しをはじめ、データの整理をいろいろとしていかなくてはならない年になりそうです。

引き続き、よろしくお願いいたします。


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